コクハラとは何か?意味や新型ハラスメントまとめ

コクハラとは何か?意味や新型ハラスメントまとめ
「コクハラ」という言葉がネットで大炎上しています。

どうやら新しいハラスメントの一つとしてテレビで紹介されたもののようす。

また、コクハラをはじめ、その他にも「新型パワハラ」、「ズムハラ」、「エイハラ」、「ブラハラ」など様々な新型ハラスメントについても取り上げられており、ネットでは様々な意見がありました。

この記事では、一番ネットで関心が集まっていたコクハラについて、コクハラの意味や、ネットでの意見とそれを踏まえたうえでのコクハラの定義、そして「新型パワハラ」、「ズムハラ」、「エイハラ」、「ブラハラ」などその他新型ハラスメントについても意味をまとめていこうと思います。

 

コクハラとは何か?意味は?

コクハラとは、告白ハラスメントの略で、意味は”脈のない状態で異性に告白すること”と紹介されています。

これだけ聞くと、”脈がなかったら告白しちゃダメ”という意味に取れなくもないですよね。

そんなの告白してみないと脈があるかないかなんてわからないと思いますが…。

このコクハラの意味について、ネットでは様々な反応、意見があったので見ていきましょう。

 

コクハラに対して「ひどい」という反応

Twitterでは、コクハラに対して「ひどい」などの反応や意見が多く見られました。

 

コクハラ=嘘告白という意見

確かに好きでもない相手への告白を面白がってやるとすれば、嘘の告白をされた側は間違いなく傷つくでしょう。ハラスメントというよりいじめです。

または罰ゲームで告白を強要したりするのも、罰ゲームをさせられる人間も苦痛を感じることもあるかもしれません。

 

脈があるから告白するのではないという意見

好きだから告白するのに、相手に脈がなければハラスメントなんてあんまりですよね。

 

コクハラに対してわかるという反応・意見

コクハラについて、「ひどい」という意見が多くみられましたが、反対に「わかる!」という人たちもいます。

 

コクハラを「わかる」と反応した方たちは、告白してきた相手に何かしらの問題があり、精神的、身体的に被害や迷惑をこうむった人たちの意見でした。

告白で気持ちを受け入れてもらうには、自分本位に告白するのではなく、相手を思いやることや距離感なども大事ということですね。

 

コクハラで少子化のリスク?

 

コクハラという言葉が社会に定着してしまうと、告白すること自体が悪という考えになってしまう可能性もあるかもしれません。

そうなると、気になる異性に告白ができなくなる→付き合うチャンスを失う→結婚しない人が増えて出生率が下がる、という、ますます少子化に拍車がかかってしまうという意見が挙がるのも当然かもしれません。

 

この方の意見のように、何でもかんでもハラスメントと呼ぶのは良くないですし、コクハラという言葉はあまり定着はしてほしくない言葉です。

 

コクハラの言葉の意味の定義は?

コクハラの意味について、「ひどい!」「わかる!」など様々な意見が見られましたが、ハラスメントにあたる行為は受ける側の気持ち次第、というところもあります。

しかしテレビの解説ように、”脈の無い異性に告白する”ことが良くないこと、というようなあまりにも一方的な定義のされ方は、ネットでの反応を見てもおかしいということがわかります。

上記でいろんな人の意見をまとめて、コクハラという言葉の意味の定義を考えると、告白する相手に脈があるかないかでハラスメントを定義するのではなく、

罰ゲームなどの嘘の告白や、付き合ってくれなきゃ○○するぞ!というような脅迫めいた告白、断られた場合に断った理由をしつこく聞いてくる、ストーカー化するなど、あまりに自分本位で相手を傷つける告白をコクハラと呼ぶのであれば、まだコクハラという言葉に対して炎上するようなことはなかったのではないでしょうか。(これだとハラスメントというより犯罪に近いですが…。)

 

 

その他に紹介された新型ハラスメント

コクハラがネットで話題になりましたが、そのほかのハラスメントについても紹介していこうと思います。

 

新型パワハラ

新型パワハラ=新型パワーハラスメントは、やる気がある人に「頑張りすぎるな」という行為を指すようです。

頑張っている相手のためを思って言っても、相手次第で受け取り方は様々なので難しいところです。

 

ズムハラ

ズムハラ=ズームハラスメントとは、オンライン会議で部屋をいじる行為のこと。

コロナ禍でzoomなどを用いたオンラインのやり取りが最近では多くなっているので、ズムハラについては思い当たる節がある人も多いかもしれません。

 

オンライン会議は部屋に上げたことがない人にも部屋を見せるリスクにもなるので、プライベートを詮索されたくない等ある人は部屋をいじられるのを不快に感じる人も多いでしょう。

背景を見せないようにするなど工夫が必要ですが、初めてのオンライン会議などでは映りこむ部屋のことまで考えが回らなかったりしますよね…。

 

部屋をいじることだけがズムハラではなく、相手が対応できる時間を考えずzoom会議用のURLを送ってくる、ミーティングでカメラONを強要するなど、ズムハラの定義も一つではないようです。

 

 

エイハラ

エイハラ=エイジハラスメントの略で、「いい年だから」「最近の若者は」など年齢に関することを口にしてくるハラスメント。

2015年には武井咲主演の『エイジハラスメント』というドラマがあったので、新型ハラスメントとは言わないかもしれません。

ただ、年齢のことであれこれ言われるというのは、経験がある人は多いのではないでしょうか。

エイハラは年齢でとやかく言われる時代ではなくなってきたからこそ浸透してきた造語かもしれませんね。

 

ブラハラ

ブラッディハラスメントの略。血液型で相手の性格を決めつける行為

血液型で性格を決めつけるのは筆者もやってしまった覚えがあります^^;

でも血液型だけで相手の性格がわかるかと言ったらそうではないですよね。

 

最後に コクハラとは何か?意味や新型ハラスメントまとめ

コクハラをはじめ「新型パワハラ」、「ズムハラ」、「エイハラ」、「ブラハラ」など新型ハラスメントについて紹介しました。

ハラスメントについては、言葉を向けてくる相手との距離感や上下関係にもよって受け取る側の気持ちも変わってくると思うので、一概にハラスメントとは言いづらいと思います。

何でもかんでもハラスメントにしてしまうと、怖くて何も言えなくなってしまうかもしれませんよね。

これらの造語が定着するかどうかはまだわかりませんが、ハラスメントの一言で片づけられるものでもないと思うので、定着はしてほしくないものです。

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