ドラマ「ミステリというなかれ」ではバスジャックの話が放送されるのではないかと思われます。
バスジャックの目的は何なのか、そして愛珠(あんじゅ)を殺した犯人は誰なのか、ドラマを見た人は気になっていると思います。
この記事では、バスジャックの目的は何なのか、愛珠を殺した連続殺人犯は誰なのかについて原作の話をもとに紹介します。
ドラマミステリというなかれのバスジャックの目的は?
整が印象派展に向かう前に自宅でカレーを煮込んでいたところ、池本が連続殺人犯の事件について整に意見を求めに家にやってきます。
整は話を聞き終わった後、印象派展に向かうためにバスに乗り込みますが、そのバスでバスジャックが起こります。
バスジャック犯の犬堂ガロは乗客に様々な質問をしますが、バスジャックを起こした目的が見えてきません。
整と同じくバスに乗り込んでいた熊田翔は「金が目的じゃないと思う」と言いますが、バスはどんどん山奥へ向かいます。
そしてとある屋敷へ着くと、乗客たちを屋敷の中に招くのでした。
バスジャック主犯は熊田翔(犬堂ガロ)でバスジャックの目的は犬堂愛珠を殺した連続殺人の犯人を見つけるため
原作では、バスジャックをした目的は、犬堂愛珠(いぬどう あんじゅ)を殺害した犯人を見つけ出すことでした。
犬堂愛珠を殺害したのは、大隣署の池本が整に意見を聞きに来ていた連続殺人犯が関わっていました。
生き埋めにされて殺された愛珠の足取りを掴むため、犬堂ガロは熊田翔と偽ります。ガロは愛珠の弟でした。
いとこの犬堂ハヤは「ガロを守ってほしい」という愛珠の生前の約束を守るため、犬堂ガロを名乗るのでした。
そしてバスの運転手の煙草山に相談を持ち掛け、今回のバスジャックが起きたのです。
運転手もグルでした。
バスの乗客が写真を見ておびえていたのは何故?
バスの乗客が愛珠の写真を見ておびえているように見えたのには、それぞれに訳があります。
最初に愛珠を殺した犯人として疑われたのは淡路です。
愛珠の写真を見た時、一番おびえていたのが淡路です。
淡路はガロに疑いを掛けられ、「ごめんなさい」と言いますが「違う」と言います。
淡路はバスで寝ている愛珠の財布を盗んだことがあると言いました。
柏は愛珠が具合が悪そうにしている時、助けを求められたのに、自分のことで精いっぱいでその手を振りほどいたと話しました。
露木リラも愛珠が具合が悪そうにしていたことには気づいていたが、声を掛けなかったこと。
小林と奈良崎は愛珠のことを覚えていないようでした。
愛珠を殺した犯人は誰?
愛珠を殺した犯人はいったい誰なのか。
整はバスの運転手の不審な行動について言及します。
煙草山は屋敷の広間でゴミを拾っているのに、ごみ箱に捨てようとせず、ソファーの下に押し込んでいる行動をとっています。
屋敷で見つけた武器もどこかにしまうのではなく、じゅうたんの下に押し込んでいました。
「目に入ると気になるので、見えないように片づけました」と運転手は言います。
整は「あなたは 人を殺したんじゃなくて ただ 片づけただけなんですね?」と聞きます
愛珠を殺したのはバスの運転手
犯人はバスの運転手である煙草山でした。
煙草山は仕事中、終点で乗客を降ろすと、バスで飲酒をしたといいます。
車庫に帰る途中急ブレーキを踏むと、バスの車内で大きな音がしました。
確認すると、女性がぐったりと床に倒れていました。
終点で乗客が全員降りたことの確認を怠り、飲酒もしていることがばれてしまわないように、
死体を隠すことにしたのです。
しかし、埋めている途中で愛珠は気絶していただけでまだ生きてたことがわかります。
バスの運転手も必死になり愛珠に土をかけ生き埋めにしました。
それが快感となってしまい、連続殺人を犯すようになっていったのです。
まさか協力を持ちかけたバスの運転手が犯人だとはガロたちも思っていなかったのです。
ドラマミステリというなかれのバスジャックの目的は?犯人は誰?まとめ
ミステリというなかれのバスジャックの話を原作から紹介しました。
このあと、ガロはバスの運転手を殺害してどこかへ消えてしまいます。
整はガロからバスジャックで見ることができなかった印象派展が広島で開催されることを知らされ、広島に向かうのでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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